就活はいつも綱渡り

来年の春には大学卒業で、もうすぐ10月なのに、まだ企業の内定が取れてません。
いい加減まずいです。

一応いま受けてるのは2社。教育関係と出版関係です。
教育のほうは、ちゃんとがんばって、一次選考の個人面接受けて、なんとか通過して、今は2次選考の筆記試験の結果まちです。
個人面接通過できたのは、けっこう自分のなかで大きいことなわけです。
これまで受けた会社の選考では個人面接で必ずつまづいてたのに、今回は通過できたんですから!
いっつも、性格のこと訊かれると、プラスになる感じじゃなくても長所ともとれるようにうまいこと言ったりできなくて、そのまんまの自分の性格を言ってしまうわけです。まあ、ぼくの性格はそういう、そのまんま言うぶんにはプラス材料のない性格ってことです。簡単に言うと、おとなしくて理屈っぽい性格です。
だったら今回はどう乗り切ったのかっていうと、特にどうしたわけではないです。別にうまいことプラスに取られるような言い方もしてませんし。(そもそも、どんな言い方したって、特に性格のことなんかは、たぶん面接官には見破られると思いますけど)
で、何で大丈夫だったかというと、面接官の人もぼくとかなり同じ性格だったからなんですね。なのでものすごく共感してくださって、で、ちょっと“おとなしくて理屈っぽい性格あるある”とか言い合ったりして。
でもその人は、今はだいぶ変わったらしいです。確かに、おとなしいどころか、すごくハツラツとした方でした。20才すぎてから、それまでの自分の性格について、このままではいかん!と思って、変わろうと努力したって。いやー、すごいことです。
まあ、そんな話をして、最後に、「何か訊きたいことや、言い残したことはないですか?」と訊かれたんですけど、質問はどうも思いつかないし、言い残したことって言ってもなあー、ってことでぼくが「特にありません」と答えたら、「本当にないですか?」と念を押されました。
じゃあ、ってことで、面接開始までの1時間、近くのモスバーガーにこもって考えてた“子どもに対する想い・会社に対する想い”というのを話ました。10分ぐらい長々と。
そしたら、ぼくの話した内容について面接官の人が、コメントしてくれたり、自分なりの考えを話してくれたりして、なかなか手ごたえがありました。
このテーマは説明会のときに、「1次選考の面接までこういうことを考えてください」といって、言われてたことなのに、今回の面接ではそれについて何も訊かれなかったので話しあぐねてたことだったんですけど、最後に念を押されてなかったら、あやうく言わずに終わるとこでした。あぶねー。
まあそんなわけで、1次は通って、教育関係のほうは順調にいくかと思ったんですけど、2次選考の筆記試験で、鶴亀算とか因数分解とかがからっきしだったので、今ちょっと諦めかけてます。

で、もう片方の出版関係のほうは、1次選考が書類審査で、エントリーシートを郵送しないとダメなんですけど、書き始めたの期限ギリギリだったので、ここはもういいかー、とか思って、エントリーシートで一番スペースが大きくとられてる“学生時代にがんばったこと”の欄に、その会社がどんな人材を求めてるのかとか度外視で、自主ホームページ制作のことを書いて送ったら、1次選考通過のメールが届きました。びっくり。
まあ、ホームページ制作が基本的にはひとりで作るものなので、会社という組織に属したいっていうPRとしては効果が薄そうとは思いつつも、一時は本当に楽しくて一生懸命になってたことであり、細々とでも長く続いてることであり、ごくごく小さいながらも隆盛と衰退を味わったことでもあるという、そのへんのことをけっこう熱く書き綴ったので、ヘンに会社に媚びた内容よりいい印象を与えれたのでしょうか。

まあ、就活についてはそんな感じです。