脳に効こうが効くまいが!

「ラジオは脳に効く!」らしいですね。そういう広告とか本みかけます。最近。
音声だけだから、想像力が刺激されるってことらしいです。
たしかに、テレビは見てるだけで楽しめる(しかもバラエティ番組だと、ご丁寧に要所要所でテロップ出たり笑い声がインサートされたり!)から、あんまり脳は働いてないかもしれないですね。
そういえば『チャーリーとチョコレート工場』の劇中でも、「テレビばっかりみてると想像力が枯れ果てる」みたいなこと言ってましたし(でもテレビも、ニュースやドキュメンタリーは勉強になるし、ドラマやバラエティも、そもそもおもしろくてナンボの娯楽だから、息抜き程度に普通に見る分にはいいと思う)。

ぼくはラジオは好きで、芸人さんの番組とかはよく聴くので、この、ラジオを広めようっていうの動きは嬉しいんですけど、なんか「脳のトレーニングになるよ!」ってこと言い出すと、ラジオも末なんかなあーと思ってしまいます。なんか黒い塗装の車を、「ほら!夏はボンネットで焼肉できますし!」って言って売ろうとしてるみたいで。
まあでも、ラジオはちゃんとおもしろいので、大丈夫でしょう。
ラジオって、テレビに比べて露出が少ないメディアだからか、なんか身近で、泥臭くて、奔放な感じで、それがいいんですよね。