なんか疲れる卒制品評会

大学で卒業制作品評会がありました。クラス内で卒制を上映して質疑応答するみたいなちょっとしたやつです。
すごい人はプロ並にすごいし、その逆もあるし、なんか大学で何を習ったかよりも、制作者それぞれのもともと持ってる性格とか作品への姿勢がもろに出てるなーと思いました。
音楽や映像に関してかなりコアな趣味もってて、DJやってたりした人のは、独創的で嗜好に真っ直ぐな映像作品でおもしろかったし、オタク道を邁進する人たちがチームで作ったアニメは、さすが絵の実力はあるのでクオリティ高かったですけど既存の何かをなぞってる感じがしました(本人たちは承知の上だと思います)。
で、ぼくの作品(Flashアニメーション)も、バグに侵食された仮想空間を舞台にしてるので背景を意図的にファミコンの接触不良っぽく壊してるんですけど、そのワザとってことに気付かない人もいくらかいたらしくて、なんかそういう意図の理解されなさ加減が自分らしいなーとか思いました。まあ見せ方ひとつで改善できたことですけど。
うれしかったのは、おそらくCGムービーのスキルと知識ならウチの大学で群を抜いててプロでも即戦力レベルの人(空撮の映像が欲しくてバイト代つぎこんでヘリをチャーターするほど妥協しない人です)が、ぼくの作品をやけに褒めてくれたことです。自慢ですけど、がんばったもの!
ちょっと自信がついたので、この卒制を携えて、もうちょっとFlashとかそういう方向で就職活動がんばってみようと思いました。
作品も趣味でちょっと作りたくなりました。期限をきめずにやりたいこと全部つめこんだやつ。今回の卒制が内容がなかなか決まらなかったりとか就活を並行してやったりとかしてちょっと不完全燃焼なので、自分にどこまでの実力あるのか知るためにもそういうのやってみたいです。
ぼくの卒制を見た地元の友人が、「こういうの定期的にサイトにUPできたら1000倍繁盛すると思う」って言ってくれましたし。

その日の帰りは友人ふたりと居酒屋でくつろぎました。
あー、疲れた。