森界の王

Korven Kuningas
Korven Kuningas
Korpiklaani

コルピクラーニ》の最新アルバム、『森界の王』。
ドロドロの高速重金属切裂ロックにケルト民謡テイストを加えた、
いわゆるシンフォニックメタルです。
日本では『ファイナルファンタジーV』や
『クロノ』シリーズでおなじみの
ケルト民謡とスラッシュメタルの融合によって、
北欧の緑ゆたかな土地の村人たちが
ぶりぶりヘドバンしている楽しい情景が見えてくるんですね。
村の生き字引のじじいも、度胸試しで一番のやんちゃ坊主も、
花屋の看板娘もびたんびたん跳ねまわりながら
よだれをまき散らすんですね。

曲紹介です。


◇トラック1「殺戮の鋼」
このアルバムの代表曲です。
スラッシュもケルトも明快です。

◇トラック5「汝、我と踊らん」
厳粛な口調でワルツにさそうのかと思いきやスラッシュです。
さそわれた汝もびっくりです。
曲はインスト。

◇トラック6「流浪の丸太乗り」
そんな職業あるのか、という感じの流れるような曲。
アルバムのジャケットが川なので、
たぶん上に乗って資材の丸太を目的地に運ぶとかなんでしょうね。
生活スタイルも仕事内容も流れっぱなしのこの丸太乗りは
相当落ち着きがないのでしょう。

爆音で聴くとすかっとするアルバムです。
民話の世界にひたることもできますしね。
RPGが好きなスラッシュメタルフリークは買いです。
ぼくは買ってません。視聴しただけです。