花見だ、わっしょい!
今日は天気がいいので姫路城公園へ家族で花見に行きました。
日曜の陽気とあってすっごい人でした。
やっぱし日本にいて桜が満開なら、
日本人だって外国人だって足が外に向いちゃうんですね!
人の数はほんとにすごくて、駅から城へ向かう通りを見渡せば、
どこまでも人間の頭で埋め尽くされていて、
うごめく様はまるで金星あたりに生息する
触手怪生物の交尾のようでした。
壮観だって意味ですよ。
城公園の桜は見事でしたね。
見物するスポットによっては視界全て桜色で埋まるほど。
しかし、桜の木とたいらな地面さえあれば
どんなとこでも人がたかっている様はまるで、
腐臭をすまびろすく死肉に群がる
ハイエナかハゲタカのようでした。
はふっ、がつがつっ、ぐっちゃぐっちゃ、はばぶばぶっ
と臓腑に顔を突っ込むハイエナのごとく、宴会をする大人たち。
じゃくじゃくっ、ぶち、ぶちちぃ、
クケェーッ、ケェェーーッ! ぺちゃぺちゃ、ゲッゲッ、
キョエェーーーッ!!
と、けたたましく死肉をついばむハゲタカのごとく、
ユーロのビートで踊る若人たち。
公園中で花咲く桜の下で渦巻くのは、
自己と自分のコミュニティ中心のエゴ、エゴ、エゴ……。
いや、満開の桜というのは分別を超えて
本能に訴えるすばらしい美しさって意味ですよ。
しかしホント、桜の季節に日本いられることの幸せなるかな、
って感じですねえ!