花見だ、わっしょい!

姫路城公園の桜 ’08

今日は天気がいいので姫路城公園へ家族で花見に行きました。
日曜の陽気とあってすっごい人でした。
やっぱし日本にいて桜が満開なら、
日本人だって外国人だって足が外に向いちゃうんですね!
人の数はほんとにすごくて、駅から城へ向かう通りを見渡せば、
どこまでも人間の頭で埋め尽くされていて、
うごめく様はまるで金星あたりに生息する
触手怪生物の交尾のようでした。
壮観だって意味ですよ。
城公園の桜は見事でしたね。
見物するスポットによっては視界全て桜色で埋まるほど。
しかし、桜の木とたいらな地面さえあれば
どんなとこでも人がたかっている様はまるで、
腐臭をすまびろすく死肉に群がる
ハイエナかハゲタカのようでした。
はふっ、がつがつっ、ぐっちゃぐっちゃ、はばぶばぶっ
と臓腑に顔を突っ込むハイエナのごとく、宴会をする大人たち。
じゃくじゃくっ、ぶち、ぶちちぃ、
クケェーッ、ケェェーーッ! ぺちゃぺちゃ、ゲッゲッ、
キョエェーーーッ!!

と、けたたましく死肉をついばむハゲタカのごとく、
ユーロのビートで踊る若人たち。
公園中で花咲く桜の下で渦巻くのは、
自己と自分のコミュニティ中心のエゴ、エゴ、エゴ……。
いや、満開の桜というのは分別を超えて
本能に訴えるすばらしい美しさって意味ですよ。

しかしホント、桜の季節に日本いられることの幸せなるかな、
って感じですねえ!