落語です

大学のころ一瞬、落語に興味もって
TSUTAYAでレンタルしたもののずっと聴いてなかった、
古今亭志ん朝桂米朝の落語CDを最近ちゃんと聴きました。
落語は興味持ってしっかり聴いたことなかったんですが、
はまりました。
これはおもろい。
小気味良くぽんぽん放たれるせりふ、
良いヤツも悪いヤツもどっか抜けている愛すべき登場人物たち、
整備されたシステムやITではなく「情」でつながっている世界。
落語って「お笑い」ってくくりで認知されてるから、
漫才・コントと比べてしまいがちですけど、
おもしろさの質がけっこう違うと思いました。
どれだけ声だして笑えるか、
っていうのが価値になる今の漫才・コントとは違う。
登場人物に触れて、噺の世界にひたる
物語のおもしろさでしょうか。
達人の凄みに驚嘆するっていうおもしろさもあるなあ。
桂米朝の「帯久」のサゲ(いわゆるオチ)がびしっと決まったとき、
聴いてて鳥肌たちましたもん。
というかなんというか、まあ、聴いてて夢中になったし、
はやく、もっと他の噺も聴きたい! と思ったのでした。

金脈が見つかった気分です。
落語は幸いぜんぜん知らないので、
まだまだ聴きつくせないくらい噺があるし噺家がいます。
寄席なら実家の近くに桂三枝とか来ることあるし、
今度行こかいな。