『ゆめにっき』クリア/少しだけ考察

クリアというか、
手に入るアイテム(「エフェクト」という)を
コンプリートすると発生するイベントに
たどり着きました。

検索すると考察はいろいろあるようです。
どの考察にも、「これは解釈のひとつです」
って注釈が添えてあるように、
確かに、考察を読むと、
得たいの知れなさが
恐怖の源泉になってた狂気に輪郭が描かれて、
ちょっとこわくなくなってしまうのは
否めません。
でもそれでもいろいろ考えてしまうのは、
そうしないとこわいからかもしれませんし、
ただの「荒唐無稽で脈絡のないキワモノの寄せ集め」
とは思えないだけのゲームの作りこみのせいかも
知れません。

ぼくなりの考察ですけど、
プレイヤーがこのゲームを通して感じる、
恐怖とか理解不能な狂気に対する不安が全てそのまま、
主人公の少女が現実の、部屋の外の世界に対して
抱いてるイメージっていうことなのかも。
現実の部屋のドアからは出られないようになってて、
その、主人公がドアを開けるのを拒む心境は、
はじめて就職が決まって初出社の日の朝、
家から出発するときの、
わからないことだらけで全てに不安で
体が前に進みたがらないおっくうな気持ちを
ものすごく負の方向に歪めた感じを連想しました。

あと、ネットで『ゆめにっき』に登場する
キャラクターの自作絵を展示しているのを
見かけるんですけど、
こう、いかにもな影をつけたり、
あえて可愛く描いたり、
もともと製作者の意図が見えないのがいいのに、
描いた人の意図まるだしの絵が多くて、
こんな特異なゲームなのに
凡百の普通のゲームのキャラっぽく見えてきます。
見ていてあれが走るので、
自分でも描いてみました。


『ゆめにっき』の絵かくなら
こう描かなあかんのや!

ゆめにっき絵2



・・・・・・。
いや・・・うーん・・・・・・。