ジャンぷら

たぶんローカルなんですけど、
「ジャングルぷらねっと」というテレビ番組がおもしろい。

子役とかジャニーズJr.とかの小中学生16人くらいと
ピンチスケールという芸人コンビが
スタジオでいろんなことをやるという
番組なんですけど、
今回やってた
「タイヤがぺちゃんこの自転車の空気入れ」対決が
白熱しました。
子どもたちが、ピンチスケール・琢郎チームと
相方の鶴橋チームに分かれて、
どっちが早くタイヤをぱんぱんにできるか
競うわけです。
空気入れは、あの、どこの家庭にもある
50センチくらいの高さの細いポンプをピストンするやつ
なんですけど、
子どもの体力であれを何十回もピストンするのって
かなりキツいみたいです。
小6で琢郎チームのキャプテンの勇樹なんかは、
わりとクールなキャラなのに、
目むいて、顔真っ赤にしてがんばってるのが、
なんか、良かったです。
ギャップってやつでしょうか。
そんな顔できるんじゃん、って。
で、空気入れ終わったあとの、
「あー、しんどかったっ」っていうコメント。
阪神タイガースがリーグ優勝したときの
星野監督のコメントを
引用してるんですけど、
いつものジャイアンツ・愛のキャラ
どこいったんだっていう。
あと地味に、真理亜ががんばりすぎて
白目むきかけてたのもおもしろかったです。
黒目がわずかに残ってたからオンエアOKだったんかな?
ピンチスケールの鶴橋も、すかさず、
「貞子じゃねーけん!」というツッコミ。
このピンチスケールというコンビ、
方言漫才やってて実力もあると思うので、
M-1GP2008ファイナリスト「U字工事」に
あやかってもっとメジャーにならないかな。

次も対決コーナーあるんですけど、
そのあいだに10分くらいの
子役出演のドラマがあります。
「あいぷろ!」っていうタイトルなんですけど、
アイドルを目指す小中学生の女の子たちが、
スーパーアイドルになるために
さまざまな試練を乗り越えていくっていうストーリー。
第10話の今回は、
これからのアイドルはバラエティでも
芸人並みにしゃべれないとダメっていうことで、
主人公アイミと、
その所属ユニット「ぷらねっつ、」のメンバーで
フリップ大喜利のライブを敢行するという話でした。
まあ、お題も、答えも、
いかにもドラマ向きに考えられた
マイルド(というかぬるい)な感じだったんですが、
ストーリー展開上ちょうどいいあんばいなので
OKかなと思いました。
ただ、B4サイズのフリップに回答を書くという作業に
不慣れなのか、女の子だからか、
渡されたマジックペンのせいなのか、
回答の字がずっと、めちゃくちゃ細い!
わりとアップ目にフリップがうつっても、
字がところどころ途切れて見えます。
ウチのテレビだけ?
それ抜きにしても細すぎますけど。
といってもドラマ自体はおもしろく、
主人公アイミを演じるりんちゃんの中1離れした
大人っぽさと演技力は見ごたえありました。

そして、対決コーナーの続きです。
今度はさっき空気をぱんぱんにした自転車に乗って、
スタジオに特設された砂利道を走破するというゲーム。
タイヤがもうカチカチですから、
砂利道はしるとものすごくがっくんがっくんするわけで、
それを制御していかに早く走れるかという
ゲーム性のゲームですね。
さっきの空気早入れ対決は
各チームの男子が主に参加してたので、
今度は主に女子。
小4の智沙とか、ここあ、
中2で年長のキーラとかが、
自転車に乗り、
まともに喋れないくらいの振動でなんども
足をつきつつ、
奮闘するわけです。
これは・・・
あまり夕方に放送しないほうが良いのでは・・・。
って感じでした。

番組おわりの締めのトーク部分で、
ふつうはメイクとかしなおしてから
撮るものだと思うのですが、
全員汗だくで、着衣の乱れもはげしく、
番組のエンディングというより、
部活後のあいさつって感じでした。
なんか不自然です。
そんな番組。

「ジャングルぷらねっと」、
見れたら見てみるといいです。
製作者の意図とは違う部分ばっかりで
おもしろい番組です。
ないけど。