お産なので良きことです

バイト先にマチコさん(仮名)って人いて、
ひとまわり年上の既婚者なんですけど、
めっちゃ良い人でね、
ぶっちゃけ、
いや、ぶっちゃけないですが、気になってました。
だけど、今月マチコさんやめました。
ちょっとまえ送別会もしたし、あー、さみしい。
マチコさんに会えない、バイトの意義はあるのか。
餞別として贈る寄せ書きにも、
もう、思いつのりすぎて何かいてんだか、
みたいなことになってた。
「生き馬の目を抜く大阪で、
今ぼくが生きていられるのはあなたのおかげです」
とか書いた。
しかし、寄せ書きに飾り付けしてマチコさんに渡す人の、
「シンゴくん、あれどういう意味?」って質問は
カンベンしてほしいものです。
送別会でですよ、ヤマダさんというお姉さんに、
「あんたのん、読み上げたろか? それともあんた読む!?
ええやん、思い伝えやん!」
ってまくしたてられて、
「寄せ書きは帰ったあとで読むもんですよ。
飲み会おわりのさみしい気持ちに火をともすんですよ」
と、はぐらかすぼくの気持も察してほしいもんです。
「似合わんねん、あんたアホやなー!」とか、
針のむしろか!
マチコさんはぼくのプレゼントにも喜んでくれ、
まあ楽しかった、まあ、じゃない、
これはメモリアルです。
きっついヤマダさんも、きっついですが、
たまに本気で凹むようなこと言ってきますが、
ツンデレだから、ツンデレだからぎりぎり耐えれる。
今日も、バイト忙しかったんです。
で、お客さんに出す用の冷水を持ってきてくれたんです、ぼくに。
「喉かわいてへん? これ飲み」
「ありがとうございます、気つこてもらって」
「ちゃ、ちゃうねん、お客さんに出そう思ったら
帰ってもたから、つ、ついでやん?」
うお、絵に描いたような、って思いましたが、
そのくちで「おまえ、アホとちゃうんか!」とか
言ってくる。
ヤマダさんは後輩です。
ヤマダさんのことはいい。マチコさんさようなら。
それをこのブログで書くことに意義はあるのか。
いつも書いてる日記帳、スペースたりないんですよ。