恋のメガラバはギャップがアリキックの風

恋のメガラバ
恋のメガラバ

マキシマム・ザ・ホルモンの『恋のメガ☆ラバ』がめちゃくちゃ気になります。ミュージッククリップが見たい!
一度ちらっと見たのは、白いライブ・バーみたいなところでポップで明るいテイストの歌を女性3人が歌ってると、とちゅうで壁が左右に割れて奥にはホルモンがいて、いきなりゴリゴリのデス系ハードギグがはじまるっていう感じのもので、このポップからデスへの切り替えが気持ちいいんです。

元来ギャップは人に大きなインパクトをもたらすものとされてますからね。
だから、冷や飯にマグマのようなカレーをかけてすぐ食べるとおいしいし、『ミナミの帝王』みたあとに『ドラえもん』を見ると涙ぐみますし、暑いからっていきなり水を浴びると心臓がびっくりするんです。
例えが地味でアレですけど、とにかくギャップはすごい!ってことです。
まだわかりませんか?
だから、タンスの角に足の小指をぶつけるとぶつける前の時間がいかに尊かったかに気づきますし、産毛みたいな細いヒゲを抜いたら太い毛根がついてきたときラッキー!ってなりますし、平凡な町に台風に運ばれて分厚い黒雲がやってくるとなんかワクワクするんです!ギャップとはそういうものなんです!
まだわかりませんか?
だから、毎日風呂はいってるのに爪の垢がくっさいとニヤリとしますし、段差は引っかかりますし、便秘から開放されて自分の中からザンジバル級が出ていったことを思うと体が軽いですし、冷麺は夏食べるからおいしいですし、アイスクリームもしかりなんです!
まだわかりませんか?
だから、大阪のたこ焼きはやっぱりおいしいですし、結局おふくろの味が一番ですし、仲のいい友人の結婚が決まると心に小さな闇が巣食うものなんです!
まだわかりませんか?
だから、iPodは便利ですし、ケータイも小さくなりましたし、プレイステーションはポータブルなんです!
まだわかりませんか?
だから、孫はかわい(~省略~)し、牛乳プリンの作り方に関してぼくがくち出しできることは何も無いですし、でもたしかに何も言えないんですけど、だからってこのまま任せきりにして、せっかく旭川が上にかけあってくれるって言ってくれてるのをムゲにするのは、あんまりにも寂しすぎると思うんです。
まだわかりませんか?
だから、ぼくがやりたいのはただ、「噛む」に変わる新し(~省略~)なわけは無い!とそうお思いでしょう?違うんですよ。あるんです。例えが思い浮かびませんので、率直に言いますけど、つまりアリキックは有効なんです。
まだわかりませんか?
だから、まずは倒れてください。そしてすぐキックです。踏みつけられるかも知れませんけど、いやじゃないでしょ?いやだったら倒れなければいいんですけど、どうせ勝手に倒れるでしょ?
言っておきますけどキックするんです。攻めるために倒れるんですからね。わかってるならニヤニヤしないでくださいね。
それでですよ。相手もお宝を持ってま(~省略~)ンッ!と来たそのすぐ後にズバッ!です。本当に怖かったんですけど、でもそれってある意味ではすごく幸せなことなんですよね。だってそもそも近所の池でオマール海老なんて取れるわけないんですから。
結局なにが言いたいのかっていうと、埋めるのは無し!ってことです。もったいないとかじゃなくて、ほら、そういうのって泣けてきませんか?
だって本当は馬の糞だったわけなんですからね。どんなにがんばったって馬のお尻から出てくるのはやっぱり糞。
でもぼくはこれで良いと思います。くだらないことのようで、あんがい真理をついてるような気がするんですよ。
このことはきっと肝に銘じておくべきことなんです。
だから、みなさんも「地中海の風が~」なんていう文句には気をつけましょうね!