ダイアルヘックスばまり

bit Generations [ビットジェネレーションズ] DIALHEX(ダイアルヘックス)
bit Generations [ビットジェネレーションズ] DIALHEX(ダイアルヘックス)

今月発売のゲーム、任天堂のbit-Generationsシリーズの中の『DIALHEX』を買いました。
bit-Generationsっていうのは、ゲームの原点を見つめなおすというコンセプトのもと、単純な点と形だけで構成されたゲームのラインナップのとこで、こういうことはビデオゲームの母たる任天堂だからこそできるし、やろうってことになったんだろうなあと思います。

で、今のところ3つ出てるそのシリーズで、ぼくが買った『DIALHEX』は、三角形のマス目でできた六角形の盤に落ちてくる三角形のパネルを、同色に揃えて六角形を作って消していくというゲーム。
まあ詳しくはオフィシャルサイト参照ということで。ムービーも見れますし。
ぼくは、ゲーム性よりむしろそのムービー見たときにBGMが良かったから『DIALHEX』を選びました。なんか、穏やかなエレクトロニカというかアンビエントなのかどうなのか、まあ、そういう音楽がぼくは好きなので。

ゲームのルールとしては、三角形のパネルを六角形のカーソルでクルクルまわして動かし、同じ色の六角形を作ると揃ったパネルが消えるので、それを繰り返していくという、それだけのゲームです。意外と難しいですけど、ハマります。
まだ買って1日ですけど、なんか、もう、ゲームやってないときも、形が整ったものとか並んでるものを見ると、つい頭の中でクルクルやって六角形に並び替えてしまいます。短い文字列とか、人の目とか。
ぼくは最近ゲームしてなかったのでこういう感覚ひさしぶりですけど、こういう感覚心地良いです。楽しい。
以前、格闘ゲーム(『スト?3rd』、『ソウルキャリバー?』など)にハマってたときも、そんな感覚があって、そのときは、自分の一挙手一投足に頭の中でコマンド入力をしてしまってました。
部屋の電灯のスイッチ押すときは「→+中P」、パソコンのタイピングしてるときは「小P連打」とか。あと、普段の生活で一定以上の時間しゃがんでると、ただで立ち上がるのが勿体ない気がしたりもしますよね。
他の、ポピュラーな例としましては、『ぷよぷよ』にハマったときに、ロッテの恵み「アイスの実」を食べるときについ同じ色のを並べてから、それがぷよじゃなくてアイスの実であることに気づいてハッとするとか、『テトリス』にハマってるときに運送業者がトラックから荷物を運び出してるのを見たとき、せっかくキレイに箱が並べてあったのを棒を待たずして崩してしまっていることにイライラしたりとか。ありますよね。
いやあ、共感の嵐が心の雨戸業界の経済を潤しているのを感じます。

たぶんそれらのゲームは全部、中毒性のある、ゲームとしては非常に優れたもので『DIALHEX』もそうだからみんなやればいいのに、と思います。

といっても2000円は高いです。ゲームモードが2つしかないので。でも逆にそのシンプルさゆえに何の気負いもなく気軽に遊べるのは良いところ。