『エレクトリック・レインボー』

エレクトリック・レインボー
エレクトリック・レインボー
最近、元《ブランキー・ジェット・シティ》の浅井健一さんのバンド《JUDE(ユダ)》の、『エレクトリック・レインボー』っていうアルバム聴いてます。
いやあ、いいです。《ブランキー》のときからの、おとぎ話とか単館系の映画っぽい歌詞や、艶っぽいボーカル、ジプシーっぽい乾いた感じの曲とかが好きだったんですけど、このアルバムではちょっと雰囲気が違う感じがしました。
どう違うかっていうと、なんというか、ジプシーっぽさがやけに強いんですね。とくに
「ロシア・ビリー」という曲。森で焚き火のまわりをギターの音色に合わせて踊ってるような、っていうか、そういう歌詞なんですけど、ぼくは、なんかこういう民族音楽っぽいノリの曲で好きです。
まあそのあたりは、ぼくが個人的に《ALAYAVIJANA》とか《BALKAN BEATS》とかの民族楽器が使われてる音楽に最近興味がいってるので、ちょうどそれにハマったんでしょう。
そういえば『エレクトリック・レインボー』は民族音楽っぽい曲があったりしてなんかいつもと違うなあって書きましたけど、「ロシア・ビリー」以外はそんな顕著な曲は、よく考えたらないですね。でもなんか違うんですけどねー。たぶん、アルバム1枚に入ってる曲のうち、半分以上がiPodに入れたときに星4つ以上にするくらい好きな曲だったっていうことっぽいです。「ロシア・ビリー」もいいけど「僕の恋人」って曲もすごく良いです。こっちは単館系映画っぽさが顕著な曲。

なんか結局、自分の個人的な好みの話になってしまってますねえ。音楽を勧めるのって難しいです。最終的には「いいから聴いて!」としか言えません。
なんでしょうね。いいですよ。浅井健一は日本一セクシイなボーカリストです。