マシーンとコンビニなめるなかれ

今日は履歴書かきました。
何社目になっても志望動機はなかなか書けないもんです。
志望動機の欄に、なんか目に見えない細かい文字で志望動機を書こうとしても筆が進まないようにする類の催眠の呪文がびっしり書かれてるんじゃないだろうか、とすら思います。
まあ、コンビニで売ってる履歴書に、そんな、匠を感じさせる細かいギミックが盛り込まれてなんかいないでしょうけど。
でも今は何でも工場で機械つかって作れたりするので、ぼくが匠を感じるところも、職人としての、師匠から受け継いだりなんなりの魂がこもってるわけでもないマシーンが作ってるかもしれないと考えると、それだと量産できて、コストもかからないので、そんな履歴書がコンビニにまで出回っててもおかしくないといえばないんですよね。
それに最近コンビニってどんどん便利になっていってて、菓子パンのラインナップの更新が早くて飽きそうになったところで助けられるし、惣菜パンや、洋酒とかが使われてるちょっと値段が高めの高級パンとかには、甘いパンが焼肉とした場合の、お口の空気を入れ替える野菜やホルモン的な役割をしてもらえて、助けられるので、コンビニだからってあなどることはできないので、そういう点からも、履歴書の質に妥協していないのかもっていうことはうかがえます。
まあ第一、機械だから魂がこもってないっていうのも、一概にそうは言えないでしょうし。だって、鍛冶職人が打った刀には魂がこもってるみたいな言い方しますけど、刀はやっぱり金属の板切れなわけで、でも職人が魂を込めて打った鉄でできてるから、その板切れにも魂がこもってるっていう解釈だとしたら、別にその、コンビニで売ってる履歴書を刷った機械だって人が作ったものだったら魂がこもってるかもしれないわけですし、もしその機械は、また別の機械に作られたんだとしても、その機械を作った機械を作ったのが人だったら、やっぱり魂が、エンジニア魂とかが入ってるかもしれないわけなので、やっぱり履歴書の質に、コンビニだからとか機械で刷ったにすぎないとか言っても、妥協してる理由にならないですよね。
とか考えると、別に、履歴書の志望動機を書くときにぼくが、それを送る会社のことあんまり調べないから書くことが思いつかなくて苦しい思いをすることも、一概には自業自得といえないんじゃないか、というふうに考えることができて、ちょっと心が軽くなりますね。ならないですけど。