ぐわらぐわら!邂逅

今日の夕方、ハローワークいってきました。
求人閲覧し終わったので2Fから階段で下りるとき、
エレベーター待ってる女性がいて、
ちらっと見えた横顔がかわいかった、気がしました。
なんか気になるので、先に出入り口でたとこで立ち止まり、
iPodをポーチから出しつつ、どんな顔面か見たいなあと
待つでもなしに待ってたら(男はよくやるでしょ!)、
彼女でてきました。
そのまま歩き去りかけたんですけど、
ふとぼくの方に振り向いて歩いてきたので、
一瞬どきっとしたんですけど、
「駅ってどういけばいいですか?」と訊かれました。
説明して、お礼言われたんですけど、
ぼくも駅に行くのだったので、
短い道中「いい仕事みつかりました?」とか喋りました。
もちろん会話を切り出したのは向こうです。
で、駅から乗る電車逆方向なのでそこでお別れなんですけど、
割と会話弾んだ流れでぼくは、
ここで別れたら今生の別れになること必至なので
言うっきゃないと勇気出して
「就活の近況とか連絡しましょうよ」って、
メールアドレス交換を求めたら、快く応じてくれました。
うそー、ぼくが!
かわいいと思ってすれ違うだけのはずの女性とメルアド交換!?
いやあ、めんどいと思って行かないでおこうとちょっと思ってた
ハローワーク行ってよかった。
道中みつけたオブジェが、
鬼ごっこに白熱の展開をもたらしそうな
拡張性のあるフォルムだからといって
写真に撮って時間くわないでよかった。
(登る、飛び降りる、隠れる、回り込む、という基本アクションに
バランスよく対応できそうなオブジェだったもので)

ああ、あと、その女性――ミサさん(仮名)
西洋美術に興味あるようだったので、
こんど灘で開催中の『ムンク展』にでも誘おうかしらん。
(誘わないんだろうなあ)
(万が一行けるとして、死ぬほど緊張するか、緊張して死ぬだろうなあ)
(あと、実は顔あんまり覚えてないなあ)

まあ、という、この23年間こと女性に関しては人生サハラ砂漠である
ぼくにとって初体験の女性との邂逅パターンだったんですけど、
これ書きながら、
ぼくって実際起こったこと書くのヘタクソ!
と思いました。
もっと! もっと、村はずれに突然現れた魔の塔での冒険とか、
壮大なるバロック建築と日本の呑ん処の関連性に例えた表現を
交えないといけない!