海と巨人が右往左往

今日はバイト休み。
また自転車屋に行ってきました。
ロードバイクまだ買ってません。

自転車雑誌買って2009年モデル見てたら
いろいろ迷ってきます。

(以下、迷いの内訳を垂れ流してるよ。
決断への過程の話ならともかく、
迷ってるだけの話)

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一応候補はジャイアントの「TCR」で絞ってます。
TCRは価格15万弱で、
フレームは軽くて硬いけど
振動あんまり吸収しないというアルミ製で、
コンポ(ブレーキとかギアとかの駆動系パーツ)は
通常もっと高価なモデルに付いてるのが普通の
シマノ105。
同価格帯では上出来すぎる仕様のモデルです。
魅力的なところはなんといってもこの値段で
105が付いてるところなんですけど、
これをひとつランク落としてティアグラにすると
もっといいフレームのモデルにも手が出そう、
ってとこで悩み中です。
コンポはあとから買い換えられますし、
もしティアグラで不満な点がなければそのままでもいい。
逆にTCRの場合は、
しばらく乗って、用途の方向性が決まってきたら、
フレームの方を買い換えるということもできる。

そういうことを店員さんに相談したら、
TCRと同価格帯でコンポはティアグラ、
でもすごく評判がいいという
オルベアの「アクア」というモデルをすすめられました。
オルベアはスペインのブランドで、
多くのブランドが生産工程を台湾とかの
大工場に委託してる現状の中
あくまで自社生産にこだわり、
堅実な性能を持つバイク作り続けて
評価を得ているそうです。
そのオルベアのアクアは、
フレームはTCRと同じフルアルミで、
単純なスペック上のコストパフォーマンスで言えば、
コンポに105を使ってるTCRの方が
明らかに良いんですけど、
乗り心地がアルミフレームモデルの中ではかなりいいらしく、
ロングライドにも向いてるって。
どうやら一概に「アルミ」って言っても、
純粋なアルミのことじゃなくて合金のことだから
何を含んでいるかによって
質が変わってくるらしいです。
それにフレームの形状。
普通が丸いパイプなんですけど、
断面が三角だったり扁平だったり、
パイプが波打ってたりして、
強度や質に変化をつけてるって。
普通アルミフレームというと、
ガチガチに硬く振動がダイレクトに乗り手に伝わるため
疲れやすいけど、そのかわりペダリング等による推進力も
ダイレクトに伝わるからスピードが出やすく
レース向けなんですけど、
このアクアのフレームは、
アルミにしては質が柔らかくて
がっつりレースで乗ろうとすると
物足りなさを感じるほどらしい。
それだけ快適性はあるってことですね。
同じアルミでも
スペシャライズドの「アレー」のアルミは硬くて、
いわゆる「アルミ」のガチガチの乗り味だって。
たぶんレース志向ってこと。

TCRのアルミフレームはどういうアルミなのか。
それによっては
同価格でコンポのランクをひとつ落としても
アクアが良いかもしれません。
(シンプルなデザインがかっこよく、溶接もきれいですし)
硬いアルミにも利点はあるわけですけど、
1台目から快適性低いのはよろしくない。
もしレース出たくなったとしても、
若いから体力でフォローできるっしょ、
とも思いますし。

ジャイアントにはレース重視のTCRに対して
快適性重視のDEFYというラインがあります。
このDEFYは2009年からの新たなラインなんですけど、
同じコンセプトで以前までOCRというのがありました。
これもフルアルミなんですけど、
快適性重視モデルとしてすごく人気あったそうな。
そのOCRの後継であるDEFYと、
TCRのフレームの材質を調べたら、
同じものが使われてました。
てことは両者をレース重視と快適性重視に分けるポイントは
フレームのジオメトリ
(各部の寸法。これによって乗るときの姿勢とか変わる)
と形状くらいのもので、材質上の違いはないっぽい。
とするとTCRも快適性のあるアルミってことで、
じゃあTCR買ってからステム
(ハンドルとヘッドチューブをつなぐパーツ。茎)
変えて寸法を調節すれば充分DEFYみたいな
乗り方できるってことかもしれないです。
(ならはじめからDEFYを買えばいいんですけど、
カラーがものすごく地味なんです)

とか考え出すと、また迷いだします。
今年中にロードバイク乗ってるだろか・・・。

ここまで読んでくれた方、ありがとう。
ぼくより先にロードバイク買ってしまうがいい。