カレーが好きなもんで

実家に帰って「R-1ぐらんぷり2010」の録画みたり

自転車でぶらぶらしたりした。

あと地元のハローワークも行った。

バイトももうすぐ2年になるんですが、

もともと正社員なるまでのつなぎだったものですから

もうええ加減モラトリアムはやめようという。

就活は数年前大学4回のころと、

それから入った会社を辞めたあとにもやってたけど、

いやあなんか久しぶり。

ハローワークの求人票検索スペースで

どうしても眠たくなるのも懐かしい。

パソコンで求人票みて、

5枚までプリントアウトできるんですけど、

5枚に達するかぼくが眠るかという

駆け引きが楽しい施設でした。

今回は3枚プリントアウトした時点で

ぼくの負けでした。

やるじゃねえかだお前こそだ河川敷で

ぼくとハローワークで大の字になって

彼が口にくわえたトレードマークの麦の穂がゆれると

彼は語りだした。

しかし職を求めるものに救いを与えるのが彼の本懐。

プライベートな打ち明け話をすべきじゃないと思ったのか、

彼はやっぱり語らなかった。

あばよ。

そういって立ち去る彼。

夕陽に照らされてその影が長く伸びている。

からすがかーと鳴く。

ぼくもそろそろ帰ろう。

ひさびさの実家のカレーを食べながら

地元で働こうかなあと思った。

家カレーにはそれだけの影響力がある。