なんだかんだいって珍しがられるのはうれしい

生まれつききゃわいい女の子とか

かっきー男の子とかは人生で、

かわいいーとかかっこいいじゃんとか

言われるわけじゃないですか。

でも言われる側はそんな、

もともとの顔面や肉体を褒められても

困るわけで、

いや別になんもしてないし、

ってなるわけですが、

いやほんとですね。わかるわかる。

まあぼくの場合は左利きなのを

「すごいやん、左利きやん」

と言われて困っちゃうことが

よくあるというだけですが。

はい左利きです。

もともとそうなんだから、

そうでしょ! すごいっしょ!

っていうのも違うしそもそも

一般的な左利きの割合の10人に1人って

微妙な珍しさだ。

だから左利きを珍しがられたときは

「でも右でも字書けますよ」

とか言って右手で字を書いて、

「ほらほら」

「あーほんまや、でもまあ左手のほうがうまいな」

と微妙な空気を作って対応しています。

格闘技中継みてて思うのは、

ただの一瞬でも相手の動きが完全に読める瞬間が

あったら勝利の確立は大幅に上がるということ。

この動きのあとは必ずこれがくる、っていうような。

それが事前にわかっていればあとは

その動き対策を反復練習して脊椎に覚えさせるだけ。

「へえ左利きなんや」的なコメントは

けっこうよく言われるし、

これからも言われるだろう。

つまりこのコメントへの強力なカウンターパンチを

用意しておけば、

初対面の人へも大きなダメージを

あたえることができるということ。

だったらもう少し左利きのことを良く知ろうと

ネットで調べてたら衝撃の事実。

あらゆる動作を左手足メインで行う

完全な左利きの人って実はものすごく少ないって。

たいていは行動によって

左だったり右だったりするんだって。

字を書く手が利き手の基準ってわけでは

別にないんだって。

ぼくは人に左利きといわれるが

そういえばぼくが左でする動作って

ペンと箸くらいしか思い浮かばない。

もの投げるのも携帯も、あと習字も右だわ。

あれ、ぼく右利きかもしんない。

そういう今も右手でポテチ食べてる。

左手じゃ流れるような

ポテチ食べて親指人差し指なめてふきんで指拭く

という動作ができないのだ。

まあ、

もうちょっと左手にも仕事させようと思いました。