爆発を保存せよ

書きたいこといろいろあっても忘れてしまうなあ。

思いついたらそのときに書くっていうのは、

いろんなことを良い方向に導く習慣のような

気がする。

チャンスは瞬間に捉えないとすぐに

どこかへ行ってしまう。

とか良く言うけど、

イデアとかもそうだよなあ。

それを生かすかどうかはともかく、

メモらないと、

頭によぎったことすら忘れてしまう。

そんなわけで、

久々に更新しようと思ったのに、

書くことたくさんあったはずなのに、

いま書くことがないわけなのですね。

メモ癖。

これは本当に大切だと思う。

ぼくは毎日日記をつけているのだけど、

厳密に言うと毎日は付けてない。

365日分書いてるけど、

数日分をまとめて書くことを繰り返してるので、

書くという行為は数日ごとにしかやってない。

そうして書くときに何が一番時間かかるかって、

数日前のことを思い出す工程だ。

本文を書く時間なんてたかが知れてるのに、

思い出すのに時間がかかって、

気が付いたら1時間くらいかかってたり。

やっと思い出しても、

何をしたかとかの行動だけで、

そのとき何を考えたかまでは

思い出せないままだったりするので、

日記本来の楽しさが

ちょっと損なわれてるかも知れない。

日記もブログもドキュメンタリーもルポも、

何をしたか、何を見たかそのものよりも、

そこから何を感じたか、

それをうけてどうしたか、というような、

「反応」の部分にこそ面白さがあるはずだ。

というか、

出来ごとと反応がワンセットなような気がする。

でも、反応は、爆発や閃光のように、

一瞬ぱっと輝いて消えてしまうものだ。

だから瞬間につかまえないといけない。

仮にあとから

「あのとき思いついたなんだかおもしろいこと」

を思い出せたとしても、

既に時間が経過していたら

「何でこれをおもしろいと思ったんだろう?」

で終わってしまう。

それは、

実は冷静になって考えたら

おもしろくもなんでもないことだった、

ということではなく、

単になんでおもしろいかまで

思い出せていないだけのような気がする。

やっぱりその瞬間じゃないと

わからないことはある。

そういうのを地道に

メモなりして捕まえ続ければ、

何か大きなものになるのじゃないかと思う。

って聞いてるか!ぼくよ!

という自分へのメッセージでした。

そういえばiPhone買ったのも

そういうメモ的な用途に便利そうだから、

というのが大きな決め手に

なってた気がする。